今日は、所得税に関する小ネタを二つご紹介します【所得税 節税対策】
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さて、今日は所得税に関する小ネタを二つご紹介します。
一つ目は、ペイオフ関連です。
先日、日本振興銀行が破綻しペイオフが発動されました。
これによって、一人当たり預金1000万円とその利息までしか
保護されないのは、皆さんもご存じだと思います
では、仮に日本振興銀行の預金残高が5000万円であった方は
預金保険制度で保護されない、4000万円について所得税法上
何か節税に使えるのでしょうか？？？
答えは、NO!!!です。
なぜなら、所得税法上で「雑損控除」という所得控除が定められて
いますが、その規定に預金保険制度で保護されない預金は
含められていないからです。
盗難にあって、警察に被害届を出せば雑損控除で
所得税の節税になりますが、ペイオフで1000万円以上の預金が
保護されなくても、税金はまったく関係ありませんので
ご注意ください
次に、今日の二つ目のネタです
このメルマガで何度もご案内させていただいている
年金2重課税問題です。
今年の7月に国税敗訴の最高裁判決が下されて以来
国税側の対応が注目されていましたが
10月1日付で財務省と国税庁から正式コメントが公表
されましたので、原文のままご紹介させていただきます
一部の新聞でも紹介されていましたが、
重要な内容なので、誤解を生じないように
財務省HPのリンクを紹介させていただきますので
原文にてご確認ください
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/221001hokennenkin.pdf
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【編集後記】
国債残高が1000兆円に迫る勢いです。国債は95％日本人の
資産によって買い支えられているから大丈夫という考え方も
ありますが、しかし、ハイパーインフレーションになっても
おかしくない、という考え方もあります。
個人の資産は、自己防衛しなければならないという意識を
持つべきだと思います。
年金もあてにならないし、ペイオフで預金がなくなっても
節税にならないし、そのうえ、ハイパーインフレーションに
なったら金融資産は価値が暴落してしまいます。
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