一戸建ての敷地平均面積ってご存知ですか?【相続税 節税対策】
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シルバーウィーク期間中に相続税に関連する
雑学をひとつご紹介させて頂きます。
日本の一戸建ての敷地平均面積ってどれくらいかご存知でしょうか?
正解は、平成20年度の調査では286㎡でした。
これは、5年に一度実施されている統計局の『住宅土地統計調査』
という報告書で紹介されています。
詳しくは、下記HPでご覧ください。
最近の住宅事情に関する統計データが紹介されています
簡単な文章でわかりやすい内容です。
http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2008/10_2.htm
それは、さておき。。。
この平均敷地面積と相続税がどのように関連するかというと。。。
かつてメルマガでも紹介させていただきましたが
相続税の計算で『小規模宅地の特例』という計算があります。
これは、お亡くなりになった方が住んでらっしゃった自宅
の敷地を、お亡くなりになった方と同居していた親族が相続する
場合については、敷地面積240㎡までは80%評価額を減少
(つまり、評価額の20%だけが相続税の計算対象)
するという特例です。
この特例で定められている240㎡という面積が、先ほど紹介させて
頂いた全国平均の286㎡より小さな面積であるというのが
過去から議論の対象になっています。
統計局の調査内容を過去の遡ると、全国平均の一戸建ての敷地面積は
徐々に、縮小傾向にあります。
とはいうものの、『小規模宅地の特例』は、お亡くなりになった方
と同居してらっしゃる方の生活の基盤に対する課税を、減額すると
いう趣旨です。
と、いうことは全国平均の286㎡以上の面積(例えば300㎡)が
特例の計算対象とならなければ、趣旨に反するのでは???
という考え方があります。
民主党のマニフェストには記載されていませんが
もしかしたら、数年先に改正されるかもしれません???
あくまでも私見ですが。。。
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【編集後記】
シルバーウィークと言えども。。。
毎日仕事です。。。
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東京マラソンHP
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アースマラソンHP
http://www.earth-marathon.com/
民主党マニフェストHP
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html